1940年代から実に長く活躍したベテラン・ジャズピアニスト、ビリー・テイラーが1969年に吹き込んだ快演盤です。ベン・タッカー(b)、グラディ・テイト(ds)という馴染みのメンバーによるトリオで息の合った演奏を展開しています。軽快にスウィングするエロル・ガーナー作La Petite Mamboからスタート、バラードのTheodoraに続く流麗で洗練されたタッチに魅了されます。テイラーが持てる実力を存分に発揮した優れた内容でお薦めします。Germany Original MPS 15234 stereo コーティングジャケットは経年劣化で擦れ、コート浮き、黄ばみがありますが盤は擦り傷などはなくとても良好でこのレーベルらしい高音質なサウンドを楽しむことができます。